
鳩も注目するK3、試乗した感想は、小さい、軽い、意外と速い。
だけどクセも盛り盛り。
いつもお世話になっているショップがDAHONブランドで唯一取り扱っているのがK3。
試乗して感じたままをお伝えしたい。
結論をまとめて言うなら
・ファーストバイクにはお薦めしない
・クセを理解して買うべし
・カスタム必須
だろうか。
1.小さい
《良いところ》
14インチホイールなので車両本体の小ささは勿論だが、折りたたんだ時の小ささが良い。
カタログ値だが、Birdyと比較しても一回り以上コンパクトになる。
Birdy:W72×H62×D33cm
K3 :W65×H59×D28cm
輪行や家の中で、置き場問題が改善できる。
《イマイチなところ》
身長175センチの私には、かなり窮屈。
ハンドル位置が低いし、シートからハンドルまでの距離も短い。
ぎゅっ、と縮こまって乗る感じになる。
2.軽い
《良いところ》
片手で持っても苦にならない軽さ。
自転車でも軽さは正義なのだ。
《イマイチなところ》
カタログ値を優先するあまり、ペダル抜きで7.8kgとしている。
ペダル無しでは走れないと思うが。
3.意外と速い
《良いところ》
3速ってどうなんだ、と思っていたが、走りは軽快。
53Tのフロントに9-13-17Tフリーの組み合わせ。
53:9とBirdyの52:11を比べると、クランク一回転で進む距離は単純計算で
K3:5.9m Birdy:6.3m
となる。
シフター操作に最初戸惑うが、慣れの問題だろう。
《イマイチなところ》
小径車は慣性が弱いので、どうしても漕ぎ続ける必要がある。
14インチなので、それが一層顕著になる。
4.その他もろもろ(順不同)
・標準装備のパーツが安っぽい
ハンドルのスポンジグリップやブレーキパーツなど、安いパーツを使っているな、とすぐ判る。
→カスタムで回避可
・強度が弱く感じる
構造上ハンドルポストやシートポストがフレームから長く伸びている作りなので、ちょっと力をいれるとヨレを強く感じる。
かっちりした作りの自転車に慣れていると、不安に感じるかもしれない。
→回避不可、K3に合わせた走りをするしかない。
・製造は中国
製造コストを優先したのか、MADE IN CHINAである。
今どきのスポーツ自転車はみな台湾製かと思っていた。
→回避不可
・タイヤが細い
標準装備は1.35インチ。
サスペンション機構が無いのでダイレクトに路面の振動を拾うことになる。
→カスタムで回避可、だがノーマルリムで太目タイヤへの換装はお薦めしない。
・歯飛びが起きやすい
走り出しなど、グッと力を入れた時にトップで歯飛びが起きやすい。
9Tの構造上、チェーンのかかりが甘いようだ。
→回避不可、K3に合わせた走りをするしかない。
・主要なパーツが専用設計で、カスタムパーツの選択肢はかなり限定される
3速シフター
3速ディレイラー
ハブ(F:20H 74mm R:20H 85mm)
→回避不可、かな?
・リアハブが固い(?)
普通の自転車だと、後輪を浮かして手で回転させると、くるくる回ると思うが、回らない。
→回避不可、かな?
・フリーの音がうるさい
いわゆる爆音系に属するフリーである。
個人的には静音系が好み。
→回避不可
・リアキャリアは要注意
専用のリアキャリアがオプションで用意されているが、ペダルの回転円と干渉するので、幅のある荷物が載せられない。
→積み方を工夫するしかない
・ロングツーリングには不向き
漕ぎ続ける、という小径車の特性がより顕著に出るので、同じ距離でも脚にかかる負荷は大きい。
→個人の自由です。。
・ファーストバイクにはお薦めできないかな。
→個人の自由です。。