2025年11月18日(火)曇り時々晴れ

まだ数をこなしていないので、ファーストインプレッションということで。
★★★★☆
結論から先に言うと5段階評価(※)で『4:良い』。
更に言えば、5寄りの4でしょうか。
以下、それぞれの評価は『個人の感想』として参考までに読んで頂きたいと思います。
【ここが良い!】
+豆の仕上がりが良い
風味・コクが豊かに仕上がる
これは密閉された焙煎釜の中で蒸し焼きのように焙煎されるためだろう
豆を挽いたときの香り、淹れた珈琲の香りや味に違いが感じられる
+手間いらず
電気炊飯器のような手軽さが良い
生豆を投入してスイッチ・オン
あとは焙煎から豆の冷却まで全自動
+オールインワン
焙煎釜と焙煎豆クーラーのハイブリッド
無理なくキッチンで焙煎を楽しめる省スペース設計が良い
【ここがちょっと・・】
マイナス要素の大きな点から順に

ー焙煎香を楽しめない
ご飯が炊けていく香り、魚が焼けていく香り
珈琲焙煎の香りもこれらと同じだと思っている
脱臭触媒が効きすぎて、せっかくの焙煎香を楽しめない作りが残念


ーチャフ取り機能は要らない
ほとんどのチャフは豆に付着したまま豆ケースに排出されてしまう
中途半端なチャフ取り機能は無くても良い
排出された豆を金属メッシュを使ってふるえば、一気に除去できる
ーマニュアル機能が欲しい
デジカメでいえば撮影モードがプログラムオート《P》しか無いようなもの
こだわり焙煎を楽しみたい人は焙煎温度や時間を自分なりにコントロールしたい
マニュアル《M》モードがあれば良いのにと思ってしまう
ー掃除しにくい
焙煎釜の内側や、豆ケース・チャフ取りケースを外した後の機材にチャフが残る
ブラシでは掃除できないので、先の細い吸引機で吸い取る必要がある
ー持ち手が付いていない
製品が届いて、箱から機材を取り出す時に最初に苦労するポイントだ
チャフ取りケースの取っ手を持ち手と間違えてしまう
この7キロもある機材を常設できる一般家庭は少ないと思うのだが、持ち運ぶための持ち手が付いていない
機材を底から抱えて持ち運ぶしかない
【あまり気になっていないこと】
・一回あたりの生豆投入量(120グラム)
200グラムあれば、とも思ったが、逆に少量焙煎ができなくなるだろう
連続焙煎ができるのでこれは気にならない

・報知音は無い
スタートボタンを押したときや出来上がりの時などに報知音はしない
今どきの家電製品は気持ち悪いくらいに音や声を発するものだが、この機材はおとなしい
・焙煎中にハゼ音が聞こえにくい・豆の色が判らない
焙煎に大事な2要素を利用者から遠ざけているところがかえっていさぎよい
この機材が汎用家電として成立している根本だと思う
【総評】
焙煎経験の無い一般消費者が使っても間違いなく美味しい珈琲焙煎ができることを達成目標にした製品だと思う。
目標を達成した非常に良い製品だが、ある程度の焙煎経験者からすると、これがかえってマイナス評価につながる気がする。
プロ仕様となると、もっと別の焙煎機が選択肢になってしまうので、家庭で楽しむこだわりユーザー仕様の製品が欲しいと思う。
※5段階評価基準
1:とても悪い<2:悪い<3:普通<4:良い<5:とても良い