【別冊】道楽鉄路楽

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コーヒーオイルのこと

2025年8月30日(土)晴れ

この写真を撮ったのは一昨日の8月28日。

左は8月23日に焙煎した豆(エメラルドマウンテン)で 5日経過。
右は8月13日に焙煎した豆(クリスタルマウンテン)で15日経過。

焙煎後の珈琲豆には、遅かれ早かれ油が滲んでくるもの。
普段あまり気にしていないけれど、珈琲の味や香りに大きく影響している。
この油のことを珈琲の世界ではコーヒーオイルと呼ぶらしい。

写真では煎りが深めのエメラルドマウンテンのほうが、焙煎から日が浅いにも関わらず、油が目立つ。
煎りが深いと焙煎直後から油の滲みが始まる。
同じように焙煎しても油の滲みは豆それぞれで、そこが自家焙煎の面白いところでもある。

抽出後の珈琲に含まれるコーヒーオイルの量と味わいは、ざっくり言うとこんな感じ。

フィルターの材料 ペーパー ネル 金属
コーヒーオイルの量 わずか 少ない 多い
味わい すっきり まろやか 濃厚

ペーパーやネルは材料に含まれる繊維が油分を吸着し、金属は油分を吸着しないから、このような違いが出る。
金属フィルターを使う器具にはマキネッタやパーコレータ、エスプレッソマシンなども含まれる。
コーヒーオイルがふんだんに抽出されて、濃く深い味わいになるのが想像できる。

 

この油『滲む』と書いているが、豆を保存しているビンの蓋についていることがある。
豆から油がぴゅっと噴き出して蓋まで飛んでいる、という物証なのだが、現場をおさえたことは無い。
是非その瞬間を見てみたいものだ。

 

<おまけ>
経験的に常温保存の場合の飲み頃は、
ベストが1週間~2週間
頑張って3週間まで
それ以上はやめておいた方がいいと思う。

豆が新鮮なうちのコーヒーオイルは味や香りに深みを与えてくれるが、日が経ったものは油が酸化して不味く香りも悪くなる原因になる。

私も経験したことがあるけれど、古い豆で淹れた珈琲を飲むとお腹が痛くなる。
せっかくの楽しみなので、新鮮な豆を挽いてモコモコ膨らむ様子を目で楽しみ、香りの良い美味しい珈琲を飲みましょう。